株式会社ジェイック様

必要に応じて、証券会社さんや監査法人さんとのミーティングにAGSさんが一緒に入ってくれたのが良かったです。証券会社さんや監査法人さんとのコミュニケーションの内容を会社でいったん咀嚼してからAGSさんに、という流れだとどうしてもロスもありますので。
また、落としどころをAGSさんにご相談できるっていうのは大きかったと思いますね。証券会社や監査法人の理屈が分かる立場から、お互いの言うことが違っても落としどころに収束できるよう、ご相談させて頂きました。

スケジュールの全体感は経験がないと分からないので、とてもありがたかったです。それに、タイトなスケジュールだったので特に無駄な作業が入らないように配慮していただきました。ドキュメント系のデータのアップデートなどについては、AGSさんを交えた証券会社さんや監査法人さんとのコミュニケーションで期限を明確にできたおかげで、だいぶ効率化できました。

経営企画部内で正しい業務プロセスを作って、そのあとそれを実務に落とすという段階で、社員の協力が必要になる部分は大変でしたね。ジェイックの社員は本当に協力的だし、IPOの準備中というのもみんな認識してくれていたんですけど、全社員に浸透させるというハードルは高かったです。経営企画部と同じレベルで危機感を持ってもらうために、まずはマネジメント層に共有し、そこから営業メンバーに落とし込むというフローを漏れずに実施してもらうところには苦労しました。

まず、経営者の協力を取り付けることですね。特にオーナー経営者であればなおさら。経営者の協力がなければ絶対に進みませんので、最初の土台かなと思います。ふたつめは、関係各所とうまくお付き合いをすること。世の中の状況によって変化する審査のトレンドに対応するためにも、広くコミュニケーションすることがキーポイントになろうかと思います。目指すゴールはみんな一緒ですからね。そして、IPO後の事業展開を見据えてIPOを設計できればベストじゃないでしょうか。
ジェイックのIPOが成功したのはAGSさんのおかげです。IPOに関するスキル・経験がなく、みなさんに協力いただいて進めるしかなかったので、証券会社さん、監査法人さん、信託銀行さん、印刷会社さん、そしてIPOコンサルのAGSさんでチームをしっかり作れたのはよかったと思いますね。それぞれ立場が違っていながらも、向かう先は一緒なので、IPOに向かっていいリレーションが取れました。IPOが実現した後、チーム各社の主要な担当者の方を招いて行ったお礼の会食の場では、お互いの立場を超えて話が盛り上がって、いい時間を共有出来ました。